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トピックス

決算書~金銭債権(売掛金等)~

2012.11.08
  • お役立ち情報

◆中小企業の会計ルール(中小会計要領版)

決算書の信頼性向上のため、金銭債権は次のように取り扱うことをおすすめします。

◇金銭債権の範囲
預金、受取手形、売掛金、貸付金等

◇貸借対照表の価額
取得価額 

※ただし、市場価格のあるものについては時価とし、差額は当期の損益とする。
※額面金額未満で購入した社債については、決算処理で、差額金額を購入から償還までの期間で按分して、受取利息として計上しながら、貸借対照表の金額を増額させることができる。


◇貸借対照表の表示
流動資産の部

※ただし、取引先の倒産等によって生じた不良債権で1年以内の回収が見込まれない場合は、投資その他の資産の部
※関係会社に対する金銭債権については、それとわかるように科目表示または注記を行う。
(例)関係会社売掛金 ××××円、関係会社短期貸付金 △△△△円

◇金銭債権の譲渡
手形の割引は、金銭債権の譲渡に該当するので、割引時に、手形売却損(譲渡損)を計上する。

※受取手形割引額や受取手形裏書譲渡額は、注記を行う。
 

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