【中小企業退職金制度】従業員退職金は国の制度を上手く活用!
- 2011.12.06
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- お役立ち情報
国の退職金制度を活用して、従業員との信頼関係を構築しましょう!
一つでもあてはまる経営者様は、ぜひこの制度をご活用下さい。
✔ 従業員の退職金は考えていない
✔ 従業員が退職する時にお金があれば退職金は払う、なければ払わない。と考えている
✔ 従業員の退職金を銀行預金で貯蓄している
✔ 従業員に安心して働いてもらえる福利厚生制度の導入を考えている
✔ 従業員退職時には、支給額を退職金科目で費用に一括計上している
■中退共(ちゅうたいきょう)とは?
中退共とは、国の中小企業対策の一環として制定された法律に基づき設けられた国の退職金制度で、
「中小企業退職金共済制度」の略称です。
■加入するメリット
①掛金は、損金又は必要経費に算入することができます → 節税効果
②社員が定年まで働いていこう、という気持ちになります → 福利厚生効果
③国からの助成があります → 節約効果
④予定運用利回りを1%として設計されています → 投資運用効果
■掛金月額
5,000円~30,000円 ※掛金は全額事業主負担となります
なお、パートなどの短時間労働者に限り、2,000円~4,000円の月額を選択することができます。
■国の助成額(メリット③)
◇新規加入助成 ... 新しく加入する場合、1年間、掛金月額の1/2(一人5,000円)が助成されます。
◇月額変更助成 ... 18,000円以下の掛金月額を増額変更する場合、1年間、増額分の1/3が助成されます。
■退職金
退職金は、基本退職金と付加退職金の2本建てとなっています。
※基本退職金は、掛金月額と納付年数によって変動します。
■基本退職金額表(例)
掛金月額5,000円 ... 5年納付→304,100円,10年納付→632,800円,20年納付→1,333,300円
掛金月額30,000円 ... 5年納付→1,824,600円,10年納付→3,796,800円,20年納付→7,999,800円
なお、東京都における定年退職金のモデルは下記の通りです。
計画的な退職金の準備が、従業員に安心をもたらし、結果、会社の業績向上に貢献してくれます。
高校卒 ... 11,301,000円 大学卒 ... 12,250,000円
★当事務所の支援サービス
○ 掛金月額をどれくらいにすればいいの?というご相談から、実際に退職金規程の整備までをご支援します。
○ 退職する従業員の貢献度に応じて退職金の増減ができないのが、この制度のデメリットでもあります。
そんな場合に、民間保険会社の養老保険(福利厚生保険)を活用した退職金制度導入をご支援します。
従業員の退職金制度導入についてご興味がありましたら、当事務所の無料相談をご活用下さい。
起業支援に強い税理士。岐阜市のさかい経営会計事務所
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